第6１代体育会で委員長を務めております、弓道部に所属しております、大橋一陽と申します。

　第61 代では「共進」をスローガンに掲げました。この言葉には、「体育会本部と各部の皆様が手を取り合い、共に前へ進む」という意味が込められております。コロナ禍を乗り越え、我々は部活動本来の形を取り戻すことができましたが、初めての対面試合・馴れない業務など、我々と同 じく新たに幹部になる方々の中には、私も含め不安や自信が持てない方が多くおられると思い ます。そこで我々は、意見交換会の開催・援助金配分方法の変更・各行事の内容の見直しを行います。皆様から寄せられた意見を元に、より良い活動環境になるよう61代一同全力で取り組んでまいります。以上の他にも各部の皆様との関係の強化などを行い、積極的に皆様をサ ポートしていく所存です。

　また、現在コロナ禍の影響により、各行事の参加率の低下・体育会所属会員としての認識の低下など各部の体育会離れが深刻化しています。これらを改善するべく、第 60 代の先輩方はあらゆる手を尽くして活動してくださいました。この意思を我々第 61 代でもしっかりと引継ぎ、これからも各部の皆様のご理解・ご協力を得られるよう尽力してまいります。その先に私は、体育会所属会員数の増加・各部の活動範囲の拡大など、滋賀大学体育会の更なる発展があると考えてお ります。

　自分たちがおかれた状況に精一杯でなかなか新しいことに挑戦することは困難かと思いますが、組織がより良くなるためには何が必要なのか、自分にできることは何なのか、我々と共に勇気を持って前へ踏み出してほしいと思います。本気の部活動に、我々第 61 代体育会は誠心誠意答える所存です。共に一年を駆け抜けましょう。